▼ WordPress管理画面にBasic認証を設置する方法

▼ WordPress管理画面にBasic認証を設置する方法

  1. .htaccessの作成

    メモ帳などテキストエディタを起動し、下記を入力します。
    入力後、ファイル名「htaccess.txt」として保存します。

    <Files wp-login.php>
       AuthType Basic
       AuthName "Please enter your ID and password"
       AuthUserFile /home/sites/お客様のドメイン名/htdocs/.htpasswd
       require valid-user
    </Files>
    

    ※4行目に日本語が含まれている場合、文字化けする可能性が高いので注意!

  2. .htpasswdの作成

    ※.htpasswdとは、.htaccessでBasic認証を行う際のIDとパスワードが記述されている
    ファイルのことです。中身は、テキスト形式で1行1アカウントで構成されています。
    メモ帳などテキストエディタを起動し、下記1行を入力します。
    入力後、ファイル名「.htpasswd.txt」として保存します。

    ユーザー名:暗号化されたパスワード

    パスワードは暗号化がされているため、.htaccessのようにテキストエディタで
    そのままパスワードを記入して作成しても、認証は行えません。任意のパスワードを
    暗号化するためには、こちらの「簡易版パスワード生成ツール」をご利用ください。
    作成すると、下記のような例になります。

    nagoya:PNdiyokIE6mfc
    
  3. FTP接続

    FTP接続し、「.htaccess」と「.htpasswd」をそれぞれの保存先にアップロードします。

  4. .htaccessの保存先

    .htaccessは、wordpressの「wp-login.php」と同ディレクトリ内に設置します。
    【例】下記WordPress管理画面が下記URLの場合
        http://example.com/worpdpress/wp-login.php
    basicw1

  5. .htpasswdの保存先

    /webと同階層
    basicw5

  6. ファイル名のリネーム

    アップロード後、それぞれファイル名を変更します。
    【変更前】htaccess.txt   ⇒ 【変更後】.htaccess
    【変更前】htpasswd.txt ⇒ 【変更後】.htpasswd
    basicw3

  7. 動作確認

    Basic認証をかけたいページにアクセスし、下記のようなダイアログボックスが
    出てきたらアクセス制限がかかっています。
    設定したユーザ名とパスワードを入力し、認証が通るか確認してください。
    basic6

    WordPressログイン画面が表示されたら、Basic認証の設置は完了です。
    basicw2

    認証エラーになる場合は、以下の理由が考えられます。
    1.)「ユーザ名」「パスワード」のタイプミス
    2.)「.htaccess」と「.htpasswd」の置き場所が間違っている
    3.)「.htaccess」に記述した4行目のパスが間違っている